黒爺さんの新型プリウスで、
えむえむトシさんと3人でつくばへ向かった。
(二人ともSNSのハンドルネーム)
つくばではロコパパの高校の同級生のポコちゃん(ニックネーム)
のコーディネートで車を乗り換え、
会場のすぐそばまで送迎してもらった。
某大手企業の支社長の社用車と言う事を知らずに乗り込むと、
スーツをパリッと着た運転手がドアを開けてくれた。
ピカピカの黒塗りのアルファードで、
内装は総皮張りシート。。。
物静かな支社長は運転手に、
「帰りもここで待っとって。」
と、伝えると、
「ハイ!いってらっしゃいませ!」
丁寧なお見送り。。。。
まるで釣りバカ日誌のスーさんの車に乗ったみたいで、
こっちは、すっかり浜ちゃんの気分。(笑)
もちろん、帰りも迎えに来て貰いましたとさ。
さすが、上場企業の支社長ともなると、
運転手付きの車が365日付いているのでありました。。。
きっとカルロスゴーン会長はもっと凄いのだろうなぁ~。。。
さてさて、マラソンの方は、、、、
今回はサブ5が目標なので
ポコちゃんと約一年ぶりということもあり、
いろいろな話をしながら6:30~7:00/㎞のペースでのんびりラン。
しかし流石に25kmを過ぎたころから二人とも無口になってきた。
30kmを過ぎるころには、表情が険しくなってきた。(笑)
そんな時、頭に風船を付けた、
サブ5のペースランナーの集団が、背後から迫ってきた。
「これについていこう!」
と、合流するも、ポコちゃんが失速し、
「ノブちゃん、先に行って!」(ロコパパのニックネーム
仕方なくロコパパだけ集団に入って約10km引っ張ってもらったのだが、
これが、また、すんごい楽ちんで、勝手に足が進む。
マラソン中継で、集団の中にいると楽だ楽だと解説者が言っているので知ってはいたが、
それが、これほど楽なものだとは知らなかった。
ペースランナーのお姉さん二人は、優しくエスコートしてくれる。
例えばこんな事を言っていた。
「時計は私たちが見ますから、何も考えずにただ足を前に出すだけでいいですよ~!」
「ここ段差有りますよ~」
「右手に給水です、水、スポーツドリンク、バナナ」
「はい、最後の上り坂です、腕を振って、スピードは落ちていいからリズムだけ落とさないで~」
「みんなで絶対サブ5しましょう、エイエイオ~!」
本当に不思議だったけど、一番つらかった場面で、
ペースランナー集団に入ることで、約10㎞失速せずに済んだ。
集団の揃った「ザッザッ」という足音と、
流れるプールに入ってるみたいな感覚。
つらいはずなのに、勝手に前にすすんでゆく。。。
残り2㎞に入ったところで、だいぶ貯金があったので、
ペースランナーが速度を落とした。
それが逆に走りにくくなり、ロコパパは、そのまま自然に前に出た。
そして一人で走る事が、実はエネルギーを余計に消耗するのだと、改めて痛感した。
なんだろう、この感覚は?
マラソンはやはり、メンタルのスポーツでもあるのだな~と、今更ながら実感した大会でした。
ゴール前でポコちゃんの奥さんが出迎えてくれて、
写真を撮ったりしてる内に、サブ5集団を追い越してポコちゃんが追い付いてきた。
すごいラストスパートだ。
あんなに辛そうだったのに。。。
その後、一緒にゴール。
タイム4:56
ほぼイーブンペースの「6:30~7:00/km」で通せたのも、また初めての経験でした。
いや~、マラソンって、奥が深いですね~(~_~;)
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