去年から畑を借りてプチ農業をしています。
ただ普通に畑を借りているのではなく、
農園主さんの立てたスケジュールに従って、
指定された作物を、指定された場所に、指導された通りの手順で栽培していく、
毎回の畑仕事の前に、実演付きの講習会をしてくれる、
プチ農業スクールの様な形態の農園なんです。
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レタスの苗を植えるロコママ |
月1~2回の講習会では、代々続く農家の知恵をはじめ、
農業大学出身の若い農園主さんの最先端の農業情報とか、
消費者が意外と知らない身近な野菜の常識などを挟みながら、
育て方のコツなどを教えてもらえます。
だから初めての人でも、失敗が少ないのがココの良い所なんです。
それでも、やはり自然が相手で、しかも無農薬栽培なので、
途中でダメになる作物もあったりするんですけどね~。
まあ、その分、上手く収穫できた時の喜びも大きい訳で。。。(^^)
それと、もう一つの良い所は、道具や肥料や種や苗は全て農園で用意してくれる事。
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クワや支柱が多数用意されてます |
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納屋の中には肥料やその他の道具類が収納されていて自由に使えます |
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レタスの苗 |
長靴だけ持って行けば、手ぶらで農業ができるんです!
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泥だらけにはなりますが。。。 |
まずは広い畑を、農園主さんがトラクターで耕して、
基本的な肥料を混ぜ込んでくれます。
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区画分けする前の状態 |
その後、麻ひもで62区画に分けられます。
一区画は、車二台を縦に並べた位のスペースとほぼ同じ。
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麻ひもで区画分けした畑に立つロコママ |
ここで、入れ替わり立ち替わり、
沢山の種類の野菜を一年間で育てていきます。
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さてさて、、、、
今年は2年目なので、大体の流れは把握していて、
細かい実技講習は受けなくても、大体できるようになりました。(^^)V
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まずはクワで耕す! |
そして、土のベッドを作ります。
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土のベッドは水はけを良くする為 |
それからマルチと呼ぶ、黒いビニールシートで覆います。
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マルチは保温、保湿、病気予防の為 |
レタスとキャベツの苗を植えたら、支柱を立てて、、、
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右下が玉レタス、左の赤いのがリーフレタス
上の真ん中がキャベツ |
寒冷紗(かんれいしゃ)と呼ぶ、防虫ネットをかけます。
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寒冷紗は防虫、防鳥、保温の為 |
こちらのベッドにはマルチを掛けず、葉物野菜とラディッシュの種を蒔きます。
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5㎝間隔に溝を作り、色々な種類のタネを蒔きます。
小松菜、カブ、ラディッシュ、ルッコラ、水菜、紅水菜、スイスチャード |
ラディッシュの種は青くコーティングされています。
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種苗会社によってコーティング色は異なる |
そのままでは小さすぎて取り扱いにくいので、
大きくして取り扱いし易くするのと、
発芽率をアップさせるためにコーティングするそうです。
そうなんです。種には全て発芽率というのが設定されていて、
蒔いたもの全部、芽が出る訳では無いんです。
(去年まで知りませんでした。)
だから、種は多めに蒔いて、芽が出たら間引くのです。
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種を蒔いたら水をあげます |
無農薬栽培は寒冷紗が必須。
だけど、虫や病気は完全には防げないので、ある程度のあきらめも必要。
3月~4月までに作付けした野菜
ジャガイモ、小松菜、カブ、ラディッシュ、
ルッコラ、水菜、紅水菜、スイスチャード、
トウモロコシ、大根、サンチュ、キャベツ、
玉レタス、リーフレタス、サトイモ
もう15種類も!
まだまだこれから増えていきます。(^^)/