ロコパンのあんぱんのあんこは、自家製では無いのですけれど、
相当にこだわって探した、無添加で低糖度のあんこなんです。
スーパー等で販売している市販のあんこは、常温で販売されてますよね?
あれは、保存料などの添加物の作用もありますが、
そもそも砂糖の割合が多いので、常温でも悪くならないんです。
大体、糖度60度以上あるはずです。
ロコパンのあんこは糖度45度なので、冷蔵便で運ばれてきて、
厨房でも冷蔵庫に保管しています。(砂糖が少ないと日持ちしない)
光を遮断するアルミ真空パック |
しかも、光を遮断するアルミ真空パックに入っています。(普通は透明のビニール袋)
これだと流通コストが普通より高くつきますし、
甘さ控えめって事は、砂糖より小豆の割合が多いと言う事。
砂糖と小豆は、当然、小豆の方が値段が高いので、それだけ製造原価も高くなります。
つまり、甘さ控えめはそれだけ高級品だと言う事です。
小豆の風味がきちんとする甘さ控えめで上品な小倉あんに対し、
砂糖の甘さしかしない、普通のあんこ。
見た目も違います。
砂糖が多いと製造過程で砂糖が焦げて、色が黒くなります。
一方、小豆が多いと上品な紫色が残ります。
上品な紫色の低糖度小倉あん |
じゃあなんで、あんこの味を落としてまで、
そんなに甘くする必要があるんでしょうか? (~_~;)?
結局のところ、、、
コスト重視で小豆より砂糖を増やし、その結果、
流通も常温便で済むので更に安く済ませるため。。。。
あんこの風味は二の次なんですね~。
食品業界全体でそんなことをやっていたから、
甘いだけで小豆の風味の無いあんこばかりが世間にあふれ、
今の若い人達のあんこ離れが進んだのかもしれませんね~。。。。
以上、あんこが作れないロコパパが、
あんこ屋さんの社長から聞いた豆知識(小豆だけに!)でした。(^^)
2 件のコメント:
だからロコパンのあんパンは美味しいのですね。納得です。やはり素材の風味は大切なんですね。いろいろ勉強になります。
黒爺さん
昔から、餅は餅屋と言う通り、あんこはあんこ屋さんに任せた方が美味しいかと。(^^ゞ
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