先週の多摩湖に続いて、今度は狭山湖を走って来たんですけど、
夕方から雨の予報だったので、11時頃スタートして遅くとも14時には帰ってくるつもりだったんです。
狭山湖は多摩湖と違って未舗装の林道なので、新緑のトンネルの中を気持ち良く走っていました。
しかし、そのうちゴロゴロとカミナリが鳴りだして、
狭山湖を抜けて多摩湖サイクリングロードに出たところで、ゲリラ豪雨に襲われちゃったんです。
(あ~もう!最近、天気予報当たらないなぁ!)
雨宿りする場所もなく、ただ呆然と立ち尽くしていました。
今までの人生で経験したこともない程の激しい雨を、ダイレクトに身体で受け止めました。
暴風と共に地面に叩きつけられる大量の水は、まるで滝にあたる修行の様でした。。。
余りの強烈な降り方に、近くを通っていた自動車達も、前が全く見えないらしく、
ハザードランプを付けて停まってしまいました。
その後、急に冷たい空気に包まれてきて、「寒い!」と思っていたら、、、
「痛いっ!イタタタッ!」
頭や肩、手足に当たる衝撃を感じました。
足元を見ると、なんと、1センチ角位の「ヒョウ」が降って来たんです。
その後、結構長い時間降り続け、修行僧のように立ち尽くしていました。
(寒いよ~!痛いよ~!ずぶ濡れだよ~!)
ココから自転車を停めた地点まで約5キロ。
更に自宅まで約5キロ。
青い星印がロコパパ立往生地点
赤い三角マークが自転車を停めた場所
つまり家から10キロ離れた地点で、一人ぼっちで傘もカッパも無い丸腰で、
ゲリラ豪雨&ヒョウから攻撃を受けている状態です。
この後の展開を考えると、心細いなんてものではありません。
(テンションダダ下がり。。。)
5分位経ったでしょうか。。。
ようやく小振りになってきました。
既に全身ずぶ濡れ、靴の中までぐちゃぐちゃです。
幸いヒョウの攻撃は思った程では無く、痛い記憶だけが残りました。
(このまま立っていてもしょうがない、自分の脚で帰らなくちゃ!)
開き直って走りだすと、多摩湖のサイクリングロードには大きな枝が多数散乱して道を塞いでいたり、
道路が15センチくらい冠水しているところがいたるところにありました。
そんな所も枝をまたいで乗り越えたり、ザブザブと川に躊躇なく突っ込んで前に進んで行きました。
まるでディズニーランドのジャングルクルーズみたい!
(あっちは濡れませんけどね。。。)
予定外のアドベンチャーに、
一度下がったテンションが、なぜか上がってきて段々楽しくなってきました。
人間、開き直ると、また新たな人生が始まるんですね~。
そんなこんなで、何とか家までたどり着いて、シャワーを浴びて、やれやれと一息ついていると、
悪い知らせが入ってきました。。。
ヒョウの攻撃を受けていたのは、ロコパパだけではなかったのです!
(長くなってしまったので、次号につづく。。。)
つづきはこちら
0 件のコメント:
コメントを投稿